2026年10月27日に報じられた情報によると、ダラスに拠点を置くスタートアップ企業「Warhound(ウォーハウンド)」が、シード資金として2億ドル(約300億円)を調達しました。同社は、軍用犬の遺伝子工学とクローン化を通じて、その品質と能力を向上させることを目指しています。

Warhoundは、ダラスの絶滅種再生企業Colossal Biosciences(コロッサル・バイオサイエンス)のCEO、ベン・ラム氏と、国防技術企業Anduril(アンデュリル)の共同創業者であるパーマー・ラッキー氏が共同で立ち上げました。Colossal Biosciencesの持つ遺伝子、クローン作成、動物生物学の技術と、Andurilの国防技術を組み合わせることで、米軍用犬の生産、訓練、保護のあり方を根本的に変革すると表明しています。

このスタートアップは既に評価額12億ドルに達し、「ユニコーン企業」としての地位を確立しています。Warhoundが目標とするのは、軍隊、法執行機関、緊急対応チーム向けに、より質の高い使役犬を安定的に供給することです。現在、米国で使用される軍用犬の80%以上が欧州のブリーダーから供給されており、50%以上が訓練を完遂できないという課題があります。

Warhoundは、この課題を解決するため、特にベルジアン・マリノアとジャーマン・シェパードの2犬種に焦点を当てています。同社の声明によると、Colossalの科学技術は、厳しい任務に適した特性を持つ健康な犬の生産を助け、Andurilの技術は犬とそのハンドラーが現場での認識能力と保護能力を高めるのに役立つとのことです。

今回の資金調達には、ヒューストンを拠点とするCAZ Investmentsやオースティン拠点の8VCのほか、ARK Invest、Builders VC、Breyer Capitalなど多数の投資家が参加しています。