2026年9月16日(CST基準)に報じられた情報によると、テキサス州で、37歳のティエラ・ウォーカーさんの遺族が、州の人工妊娠中絶に関する厳格な規制がウォーカーさんの死につながったとして、ケン・パクストン州司法長官らを提訴しました。
訴状によると、ウォーカーさんは生命の危険に瀕する状態にあったにもかかわらず、州の規制のために必要な医療処置としての人工妊娠中絶が拒否されたと遺族は主張しています。遺族側は、この規制が患者の命を救うための医療行為を妨げた結果、ウォーカーさんが亡くなったと訴えています。
テキサス州では、2022年に連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を保障した「ロー対ウェイド判決」を覆して以降、ごく一部の例外を除き、ほとんどの人工妊娠中絶が禁止されています。今回の提訴は、こうした規制の医療現場への影響について、改めて議論を提起する可能性があります。
ウォーカーさんの遺族は、今回の訴訟を通じて、同様の事態が二度と起きないよう、州の人工妊娠中絶規制の見直しを求めています。この訴訟は、今後、テキサス州の司法制度の中で審理が進められる予定です。