2026年10月27日、GMOインターネットグループは、同社のサービス「お名前.com デスクトップクラウド」に対する不正アクセス事件について、犯人特定と事件解明に繋がる有力な情報提供に対し、総額100万米ドル(日本円で約1億5000万円)を上限とする懸賞金制度を創設すると発表しました。
この「GMOサイバー犯罪撲滅・懸賞金」制度は、本件に関連する犯罪行為の関与者特定、検挙、そして事件の解明を支援するために設けられます。報奨金の受付は、日本時間で10月28日12時から専用窓口で開始されました。
同社は、適法に取得・保有された情報の提供を通じて捜査機関の解明活動を支援し、被害拡大防止と類似犯罪の抑止に貢献することを制度の目的としています。一方で、顧客への補償、原因究明、被害拡大防止、再発防止といった同社の責任が、本制度の実施や捜査の進展によって変わることはないと強調しています。
募集される情報は、犯人の身元特定に繋がるもの、攻撃に使用されたサーバーやドメインに関する情報、資金の流れに関する情報など、本件との関連性を具体的に説明できるものに限定されます。報奨金の支払い対象や金額は、提供情報の新規性、正確性、検証可能性、および事件解決への寄与度に基づいて決定されるとのことです。
GMOインターネットグループは、サイバー犯罪に対して断固たる姿勢を示し、攻撃者からの要求には一切応じない方針を改めて表明しています。同社は、情報提供を募ることで、サイバー犯罪の撲滅と社会全体のセキュリティ向上を目指すとしています。