2026年9月5日付の日本経済新聞アジア版の報道によると、伊藤忠商事がニューヨークに拠点を置くスマートフォン再販企業「HYLA Mobile」(ハイラ・モバイル)を完全に子会社化したことが明らかになりました。この買収は、伊藤忠が米国市場でのリユーススマートフォン事業を強化し、循環型経済への貢献を目指す戦略の一環です。
HYLA Mobileは、消費者が使用済みのスマートフォンを下取りに出す際の査定や買い取りサービスを主要事業としています。この買収により、伊藤忠商事は米国全土に広がるHYLA Mobileのネットワークと専門知識を獲得し、同社の既存の携帯電話関連事業との相乗効果を図る方針です。
米国では、スマートフォンの買い替えサイクルが短縮傾向にあり、それに伴い中古スマートフォンの市場が拡大しています。伊藤忠商事は、この市場の成長を取り込み、環境負荷の低減にも貢献することを目指しています。今回の買収を通じて、同社はリユース品の流通をさらに活発化させ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させるものと見られています。
具体的な買収金額や条件については公表されていませんが、伊藤忠商事が米国市場での事業基盤を強化し、世界的な環境意識の高まりに応える動きとして注目されています。ダラス・フォートワース地域を含む米国各地の消費者は、今後さらに利用しやすい形でスマートフォンを下取りに出したり、中古品を購入したりする機会が増えるかもしれません。