2026年10月18日付けの日本経済新聞アジア版(Nikkei Asia)の報道によると、日本の財務省は、出所の追跡ができない金の輸出を禁止する方針です。これは、金密輸を通じた税逃れを阻止するための取り組みの一環として実施されます。

財務省は、税関当局の権限を強化し、密輸対策を徹底する意向を示しています。これにより、金の取引における透明性を高め、不正な輸出を未然に防ぐ狙いがあります。

この措置の背景には、金輸入量と輸出量の不均衡が挙げられます。2025年には、日本への金の公的な輸入量が10トンであったのに対し、輸出量は228トンに達しました。この大幅な差は、密輸された金が日本国内で正規の金として扱われ、そのまま輸出されている可能性を示唆しています。

今後、日本からの金輸出には、その出所を明確に証明することが義務付けられる見込みです。具体的な制度設計や施行時期については、現時点では詳細が公表されていません。