2026年11月3日付けの日本経済新聞アジア版が報じたところによると、日本の自動車部品大手アイシンが、既存の同種チップと比較して消費電力を約98%削減する新型半導体を開発しました。

この半導体は、東北大学との協力のもと、MRAM(磁気抵抗ランダムアクセスメモリ)技術を組み込んでいるのが特徴です。MRAMは、電源を切ってもデータを保持できる不揮発性メモリでありながら、高速な読み書きが可能です。アイシンはこの技術を活用することで、大量のデータを効率的に処理しつつ、大幅な省エネルギーを実現したとのことです。

AI(人工知能)技術の普及に伴い、データ処理量の増加とそれに伴う消費電力の増大は世界的な課題となっています。特にAIチップにおいては、高性能化と低消費電力化の両立が求められています。アイシンが開発したこの技術は、AI分野における電力効率の改善に貢献すると見られています。

この新型半導体の具体的な用途や製品化の時期など、詳細については現時点で公表されていません。