2026年10月6日付で報じられたニュースによると、日本の高市早苗首相は先月、ドナルド・トランプ米国大統領との会談において、もし米朝首脳会談が実現するならば、北朝鮮の金正恩総書記が日本との首脳会談に応じるよう働きかけてほしいと依頼しました。
この事実は、北朝鮮による日本人拉致問題担当大臣を務めた加藤勝信氏が明らかにしました。加藤氏によると、高市首相は拉致被害者家族と首相官邸で面会し、トランプ大統領との9月の会談内容を説明した際にこの情報が共有されたとのことです。
高市首相はトランプ大統領に対し、米朝首脳会談の機会に、金総書記に日本側との会談を促してほしいとの希望を伝えました。トランプ大統領がこれにどのように応じたかについては、現時点では公表されていません。
日本と北朝鮮の間で長年停滞している拉致問題の交渉打開に向けて、高市首相は積極的な姿勢を見せています。高市首相は、先日行われた国会演説でも、金総書記との首脳会談を含むあらゆる選択肢を視野に入れ、この問題を早期に解決する決意を表明しています。
高市首相は今年中の金総書記との会談に意欲を示しており、一方のトランプ大統領は11月に中国・深圳で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する予定です。この機会に米朝首脳会談が実現し、日本への働きかけが行われる可能性も指摘されています。
高市首相は、拉致被害者家族との面会で、13歳で拉致された横田めぐみさんの62回目の誕生日であることに触れ、拉致問題を「早急な行動を要する深刻な人道問題」であると強調しました。「私の在任期間中に、どんな手段を使っても突破口を開く決意だ」と高市首相は語っています。